食材の旬の時期や栄養価・保存方法

年に2回!おいしいカツオの旬は?


鰹の漁は、春に九州南部で始まり、初夏にかけて行われます。


カツオの旬は、4〜5月、日本の伊豆や房総沖で初夏に水揚げされる《初カツオ》と、9月〜10月に三陸や銚子沖で水揚げされる《戻りカツオ》の年2回、春と秋にあります。


カツオ漁は、春に九州南部で始まり、初夏に本州中部、初秋に三陸北部から北海道に進みます。




カツオの主な栄養成分は?

※春どりと秋どりのカツオで若干栄養価が異なります。


春どり(食材100gあたり)

  • エネルギー / 114kcal
  • タンパク質 / 25.8g
  • カリウム / 430mg
  • リン / 280mg
  • 鉄 / 1.9mg
  • ビタミンB12 / 8.4mg
  • ビタミンD / 400IU
  • カリウム / 380mg

カツオは全体の1/4を、筋肉や臓器をつくるもととなる良質なタンパク質が占めています。


血合いの部分には、ビタミン・ミネラルをはじめとする栄養素が豊富に含まれています。
特にビタミンB12の含有量は魚肉の中でもトップクラスといわれています。
ナイアシン、鉄、タウリンが多く含まれています。
また、2種類のアミノ酸がつながったイミダゾールペプチドの一種であるアンセリンも含んでおり、疲労時の栄養補給に良い食材です。


そして、不飽和脂肪酸の一種であるDHAやEPAや、カツオのタンパク質は旨み成分であるイノシン酸などが多いので、和食において鰹節のダシ汁が欠かせないものとなっています。


皮の部分には必須アミノ酸である「リジン」が多いので、皮を生かすため皮ごと食べられるような調理法が昔から取り入れられています。


鰹を食べると体にはこんな嬉しい効能が!

カツオを食べることで下記のように体に嬉しいことづくしです。


注目の効能!貧血予防!

カツオを食べて貧血改善に必要な栄養素が豊富に含まれます!


貧血改善に有効な栄養素、鉄分ビタミンB12がカツオには両方多く含まれていて、効率的に貧血改善ができます。


また、魚肉の中でカツオが最も多くビタミンB12を含んでいます
ビタミンB12は、赤血球を生成するのを助け、鉄も多く含まれるので、ダブルで貧血を予防してくれます。


疲労回復効果

カツオに含まれるビタミンB12には、エネルギー代謝を活発にさせる働きがあり、疲労回復の効果が期待されています。
イミダゾールペプチドの一種であるアンセリンも含んでおり、疲れの原因である乳酸の分解を促し、持久力を高める働きがあります。
長時間運動をする時に、運動能力が向上するといわれています。



骨の健康を保つ効果(骨粗しょう症の予防にも!)

カツオにはビタミンDが含まれていて、カルシウムの吸収を助けることによって強い骨をつくる効果があるといわれています。
ビタミンDの働きは、骨粗しょう症の予防にも効果的です。


女性に嬉しい美肌ゲット!

カツオに沢山含まれているビタミンB6は腸で吸収されて皮膚の内部に到達します。
ビタミンB6はダメージを受けてしまった細胞に働きかけることによって細胞分裂を促してくれます。
ビタミンB6はお肌のターンオーバーを整えてお肌を再生するお手伝いをしてくれます。


肝臓を助けてくれます!

タウリンも豊富に含まれています。
タウリンは肝臓を助け、老廃物を排出して新陳代謝を高めてくれるそうです。
また、カツオにはEPA(エイコサペンタエン酸)がたくさん含まれています。
EPAは血液をサラサラにしてくれます。
血液がサラサラになると老廃物の流れも良くなりダイエットにも効果的です。


鰹の栄養価を引き出す相性の良い食材は?

カツオに組み合わせて、もっと美味しく効率よく栄養を摂取できる組み合わせをご紹介しましょう!


にんにく

にんにくの香りの成分はカツオに含まれるスタミナビタミン、B1の吸収を助けます。
にんにくの風味がかつおのうま味をひきたててくれます。


ねぎ

ねぎの香り成分アリシンがかつおのビタミンB1の吸収を助け、疲労回復に働きかけます。


玉ねぎ

玉ねぎに含まれる香り成分が、エネルギー作りのサポートビタミン、B1の吸収を助けます。
玉ねぎの辛みでかつおのクセもカバーされます。



栄養価を考える上でどんな食材(栄養素)との相性がよいのでしょうか?

人気者には訳がある!カツオのたたき

カツオのたたきは、上記の食材が入っていて、皮まで食べられる万能の食べ方です。
鰹といえばたたきのイメージ通りの、栄養価を余すことなく摂れる万能な食べ方だったんです。


鰹の塩辛×ひじき

また、カツオの塩辛とひじきを一緒に食べるとよいとされています。
カルシウムとマグネシウムの割合は2:1ぐらいのときが体内でいちばん効率のよい働きをするといわれているが、ひじきはカルシウムが1400mg、マグネシウムが620mgと理想的なバランスです。
カツオの塩辛の豊富なビタミンDがカルシウムの吸収を高め、骨粗鬆症には強力な組み合わせです。


セオリー通りの 豆腐×鰹節

豆腐とかつおぶしも相性が良い食べ方です。
豆腐にかつお節の組み合わせは、旨味をプラスだけでなく、体にも効果があります。


豆腐には、タンパク質やカルシウムが豊富に含まれています。
それに加えてかつお節が豆腐だけでは不足している必須アミノ酸を補い、さらにビタミンDが、カルシウムの吸収率をさらにアップさせてくれます。


他にもかつお節には、美容や疲労回復に効果のあるイノシン酸やペプチドなども含まれています。
かつお節は単なる添え物ではありません。
冷奴を食べるときには、かつお節をたっぷりのせましょう。


以上、カツオの素晴らしい効能について調べてみました。
鰹の栄養価を余すことなく摂れる「たたき」は美味しさだけではなく、栄養価も考えた食べ方だったんですね。


かつおをたくさん食べて健康になってくださいね。


野菜に含まれる栄養価やカロリー・体にいい効能は?
>>こちらをチェック

野菜の旬の時期や上手な保存方法は?
>>こちらをチェック

魚に含まれる栄養価やカロリー・体にいい効能は?
>>こちらをチェック

魚の旬はいつ?上手な保存方法や良い魚を選ぶコツは?
>>こちらをチェック

果物に含まれる栄養価や健康・美容効果は?
>>こちらをチェック

果物の旬の時期や上手な保存方法・おいしい見分け方
>>こちらをチェック