食材の旬の時期や栄養価・保存方法

情熱的な赤が魅力な『トマト』の栄養価が知りたい!


小さい時から慣れ親しんだ野菜の一つ『トマト』
美しく光り輝く赤いボディが印象的です。


ちょっと酸っぱいものから、びっくりするほど甘いものまで、品種も豊富で値段もお手頃。
小さなボディに秘められた栄養価は、美容・健康に絶大的な効果アリ!
……、と言っても過言ではありません。


ぜひ積極的に食べてほしいそんな『トマト』の栄養価について、ご紹介してみましょう!



■トマトの注目栄養価とその効能

トマトと言えば、何を思い浮かべますか?
冒頭からも何度も触れているその『色』です。


トマトの赤い色素には『リコピン』と言う栄養素が多く含まれています。
リコピン』は、カロテノイドという自然界に存在する色素の一つです。


カロテノイドに属する色素自体が、強力な抗酸化力を持つ特徴があります。
そんな中に属する『リコピン』も当然、大変高い抗酸化作用を持っています


抗酸化作用が強い栄養素を持つ食材は、生活習慣病を抑制したり、抗がん作用に効果があるという研究結果(※1)も出ています。
リコピンに関しては、美容効果への影響も高く、錆びない身体を作り、老化予防にも期待できます。


リコピンに多く含まれる『活性酸素』は、私たちの体に侵入してきた悪者(細菌など)をやっつける大切な役割を果たします。


その点を考えると、旬と言われる暑い季節以外でも、積極的に小さなお子さんや、ご年配の方にも食べていただきたい食材なのです。



■トマトに含まれるその他の栄養価やカロリーは?

ルチン

リコピンについて注目したい栄養価は『ルチン
ルチンは水溶性のビタミンで、ポリフェノールの一種です。


こちらも抗酸化作用の高さが注目されていて、生活習慣病や心疾患・糖尿病の予防などに効果が高いと言われています。

なんと認知症の予防にも効果があるとも言われている、万能栄養価。
血管を強くする作用もあるので、出血性の疾患を予防する効果もあります。


分かりやすく説明すると、脳卒中の予防……、身近なところだと歯茎からの出血を抑えたり、血流をスムーズにしてくれる働きがあります。


ダイエットやメタボ対策に

ダイエットなどに期待したい方に知って欲しいのが『13オキソODA
なんだか耳慣れない栄養価の名前にちょっと首をかしげそうですね。
この栄養素は、最近注目されている栄養価で、体内の中性脂肪を減少させる働きが高く、メタボ対策に有効と言われています。


食物繊維やカリウムも多く、β-カロテンも多いので、美肌や生活習慣病の対策にもってこいの食材と言うことです。


カロリーや糖質は?

ちなみに、トマトを構成する大半は水分。
なのでカロリーも可食部100gあたり、およそ19キロカロリー


糖質量は、トマトがおよそ3.7gで、ミニトマト5.8g。
ミニトマトのほうが糖度の高いものが多いので、糖質が気になる方は普通のトマトを選ぶといいでしょう。
しかし産地や銘柄によっては、糖度の高いものもありますので、その都度チェックが必要です。



トマト100gあたりの栄養
・カロリー 19kcal   ・ビタミンE 1.1mg
・ビタミンC 15mg  ・葉酸(ビタミンB群) 22μg
・ビタミンB6 0.08mg   ・リン 26mg
・食物繊維 1g
・カリウム 210mg   ・βカロテン(ビタミンA) 540μg


■トマトに含まれる栄養素の健康・美容効果

美肌効果

トマトが持つ栄養素には、美肌を作るのにも効果が高い物がたくさん含まれています。
白い美しい肌を作るには、トマトの『リコピン』は必要不可欠です。


シミやしわにお悩みの方には『リコピン』が一肌脱いでくれることでしょう。


シミのもととなる『メラニン』
このメラニンの増殖を抑制してくれるのが『リコピン』様なのです!


そして『リコピン』と『ビタミンC』がタッグを組むことでコラーゲンのサポートを行い、ハリのある肌を保つことが可能となります。


そこにさらに加わる美容効果が期待できる優秀栄養素が『ケルセチン
ケルセチンは体の中にあるビタミンCをサポートし、その働きを高めてくれるのです。


お酒の友に

健康への効果としては、生活習慣病の予防や、血管への影響も気になりますが、飲酒後のアルコール濃度を下げてくれる働きに注目。
なんと、お酒を飲むときにトマトを一緒に食べることで、血中のアルコール濃度が3割程度低下するという研究結果(※2)が発表されているのです。


アルコールをよく飲まれる方のみならず、アルコールが苦手な方にも断然お勧めと言うことになりますね。
お酒をよく飲む季節にも、生のトマトがあれば、アルコールが完全に分解される時間が早くなるので、二日酔い対策にもできます。



■トマトに含まれる栄養価を考える上でどんな食材(栄養素)との相性がいいのでしょう?


トマトにはうまみ成分となるグルタミン酸が含まれています。
アミノ酸の一種である『グルタミン酸』は、お肉や魚介類にたくさん含まれている『イノシン酸』との相性が抜群!


手軽に取りやすい方法として、トマトを使った煮込み料理が最適です。


またトマトは油との相性が良いので、油を使った調理法を行うことで、リコピンやβ-カロテンなどの栄養素が、体内で吸収されやすくなります。


■まとめ


食べやすいうえに、旬はあるものの常に流通していることから、食卓に上がりやすいトマト。
健康面でも、美容面でも大変優秀な食材だということが良くわかります。


生で食べても効果が期待できますが、あえてホールトマトやケチャップなどを使うことでも、リコピンの効果をUPさせることも可能です。



参照
※1 『カゴメ株式会社 リコピンで生活習慣病に関する研究』
http://www.kagome.co.jp/tomato/tomato-univ/medical/yobou.html
※2 『カゴメ株式会社 ニュースリリース』
http://www.kagome.co.jp/company/news/2012/05/001371.html?keyword=%83g%83%7D%83g+%83A%83%8B%83R%81%5B%83%8B

 

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この記事を書いた人:櫻宮ヨウ
こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!



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