食材の旬の時期や栄養価・保存方法

【ねぎはにおい成分“アリシン”に注目】


ねぎと一口で言っても主に白い部分を食べる白ねぎと、全体が緑色の青ねぎに分けられます。
今回は鍋や焼き鳥などでおなじみの「白ねぎ」の栄養についてご紹介します。



◆ねぎの注目成分は「アリシン」

ねぎ独特のにおいの元となるのが「アリシン」で、ニンニクや玉ねぎにも同じ成分が含まれています。
そのアリシンの注目すべき効果は2つです。


疲労回復&スタミナアップ効果

1つ目は疲労回復&スタミナアップ効果です。
アリシンにはビタミンB1の吸収を助ける作用があります。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える時に必要な栄養素で、不足すると疲れやすくなったり体がだるくなるなどの症状が出ます。
そのビタミンB1を効率よく摂ることで体内のエネルギー代謝を活性化させ、疲労回復の効果が得られます。


血液サラサラ効果

2つ目は血液サラサラ効果です。
血液が固まるのを防ぎ血栓予防の働きがあるとされています。
血液がサラサラになることで生活習慣病の予防、冷え性の改善なども期待できます。
ねぎを食べると風邪が治ると昔から言われていますが、血流を改善して体を温める作用によるもので、特にひき始めに食べると良いでしょう。


◆ネギに含まれる栄養素と効能

ネギのカロリーは100g当たり28kcalとミニトマトやブロッコリーとほぼ同じで低カロリーです。
食物繊維もれんこんと同程度含まれていて、とてもヘルシーな野菜と言えます。


その他の栄養素としてはカリウムも含まれています。
カリウムは余分な塩分を体の外に排出する働きがあり、高血圧の予防に役立ちます。


長ネギの白い部分は淡色野菜ですが緑色の部分は緑黄色野菜に分類され、ビタミンCやβカロテンが含まれているため捨てずに食べることをおすすめします。



◆ネギの栄養を逃がさない上手な調理方法は?

注目成分のアリシンは葱を刻むことでつくられる物質です。
また時間が経つと減ってしまうという特徴があるので、食べる直前に切る方がより効率よく摂取できます。


また、アリシンもビタミンCも水に溶ける性質があるため、長時間水にさらすと栄養が失われてしまうので注意が必要です。味噌汁やスープなど汁ごと食べられる調理法がおすすめです。


◆ねぎの栄養を引き出す効果的な食べ合わせ


@ネギ×豚肉=疲労回復、スタミナアップ

上記で説明した通りアリシンはビタミンB1の吸収を高めます。
ビタミンB1を含む食品として肉、レバー、豆類がありますが、特に豚肉に豊富に含まれています。
味覚面でもねぎと豚肉は相性が良く料理のバリエーションにも困らないでしょう。


Aネギ×納豆=血液サラサラ

納豆の薬味として定番のねぎ。
栄養面でも相性の良い組み合わせで、納豆に含まれるナットウキナーゼという成分は血栓を溶かす作用があり、アリシンの血液改善効果と合わせることでより血液サラサラに役立ちます。
また、納豆にもビタミンB1が含まれているので疲労回復効果も同時に期待できます。


味噌汁や麺類の薬味としてとても身近な長葱には風邪の予防やスタミナアップなど嬉しい効果がたくさんありました。
調理法も数多くあるので毎日食べることも容易な食材だと思います。
美味しく食べて健康な体を維持しましょう!




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