食材の旬の時期や栄養価・保存方法

夏野菜の4番バッター「茄子(ナス)」について知りたい!


 


インド原産で、夏と秋に、淡い紫の花を咲かせ、その実はまるで電球型の濃い紫。
西日本では「なすび」と呼ばれていて、きゅうりなどと同じく、夏の代表的なナス。
夏のレシピにも数多く登場し、愛されているナス、どんな食材なのかご紹介してみましょう!



古くは奈良時代からのお付き合い!なすの旬の時期は?

ナスの歴史

インド生まれの「ナス」。実は日本に入ってきたのは奈良時代なんだそうです。
こんなにも長いお付き合いとは知りませんでした。


諸説あるのですが、ナスはもともとは「なすび」と呼ばれていて、その名残が西日本にのみ残る形となったようです。
「なすび」の語源は「中酸実(なかすみ)」ではないかとも言われています。
夏に実がなる野菜なので、「夏実(なつみ)」と読んだのが訛って「なすび」になったなんてエピソードもあります。
それだけ、諸説があるということは、古く長い時代、常に身近にある食材で、愛されてきた野菜だということが伺えます。


旬の時期は?

ナスの旬は、
一般的に流通しているものは、ハウス栽培のものが多く、通年流通していますが、7月〜残暑終わる9月ごろです。
ちなみに「秋ナス」と呼ばれる品種は、夏のナスの旬が終わるころから9月頃となっています。
秋というよりは、初秋なんですね。


なすが体に与える影響は?どんな栄養素を持っているの?

なすの効果は?

夏野菜は、水分を多く含むものが多く、栄養値はさほど高くないものばかり。
ナスもその1つです。
しかし、水分を多く含む夏野菜は、総じて熱を引かせる効果が高く、夏場に食べることでのぼせや高血圧を抑える役割を果たします。
猛暑になってくる8月等に、積極的に取り入れて、高くなった気温でほっててしまった体を冷ましてあげましょう。


ナスのカロリーや栄養価は?

ナスの100g当たりのカロリーは約22kcalと言ったところで、夏野菜の中では少し高め。
全体の93%が水分で、糖質も少し高めなので、糖尿病などの食事制限をされている方は、摂りすぎないよう注意しましょう。

しかし、コレステロール値の高い方には、お勧めの野菜でもあります。
ナスに含まれる「コリン」という成分が、血圧やコレステロールを下げたくれたり、動脈硬化を防いでくれたり、肝臓の働きをよくしてくれるんです。
胃液の分泌を促す作用もあるので、夏に胃腸炎をおこしやすい方にもおすすめかもしれません。


プロテアーゼインヒビター」という成分では、口内炎や胃炎、肝炎、関節炎などの痛みを改善に導いてくれます。
なんと、神経痛や痔にも効果があるというのには驚きです!



ナスのすごい栄養価

そしてナスを語る上で絶対に忘れてはいけないのが「ナスニン」と呼ばれる栄養素。
なんだか冗談みたいな名前ですが、この「ナスニン」ものすごーく体に重要な働きをしてくれるんです!


ナスニンはポリフェノール系の栄養素です。
その見た目を彩る色素には、アントシアン系の栄養素が高く含まれていて、とてつもなく強い抗酸化作用を持っています
この抗酸化作用は、ガンや生活習慣病の引き金となる活性酸素を抑制するのに効果的なんです。


ナスの調理法ってどんなものがある?

シンプルな味で、くせがないため、様々なジャンルの料理に活用できます。
世界中で生産されているというのも、うなづけますね。


ナス科の植物はアルカロイドと呼ばれる「灰汁」を多く含むため、生食はされません。
油との相性がよく、吸収が素晴らしいので、炒めものに使いたいときは、油を入れる前に、少量の水で煮るように炒めておくと、油を吸いすぎないのでおおいしく仕上がります。


皮に栄養素(アントシアンなど)がたくさん多く含まれているので、ぜひ、皮つきで調理しましょう。
味を早くしみこませたい場合は、しましまになるように皮を残して剥くといいでしょう。


美味しいナスの選び方

水分が多い野菜は、見た目が選ぶときのポイントになります。
みずみずしいもの、実に張りのあるものを選ぶようにしてください。
表面の艶も大事なので、角度を変えて状態を確認するといいでしょう。


ヘタの部分のとげは、きりっとしていて、たっているもの、触れると痛いと思うものが新鮮です。
また、持った時に重みがあるものを選ぶとなお、良いです。
軽いものは水分が抜けてしまっていたりして、スカスカになっているので味が落ちてしまいます。


保存方法は、1つずつ新聞紙でくるみ、ラップをして野菜室へ。
冷やしすぎると味が落ちますので、長期保存には向きません。
出来るだけ早めに食べきってしまいましょう。


■まとめ
どんなジャンルの料理にも大変身してくれるナス。
タンパク質を多く含む、チーズやお肉と一緒に食べれば、現代人に足りない栄養素をかなり補ってくれそうです。
いろいろなジャンルで楽しめるナスなら、夏休みの子供たちのお昼ごはんにも、大活躍してくれそうですね!



(この記事を書いた人:櫻宮ヨウ)
こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!


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