食材の旬の時期や栄養価・保存方法

食物繊維とミネラル豊富なスーパーフード?「若布(ワカメ)」について


日本近海の海底に生えていて、その特徴と言えば羽根状の形。
こんぶ科の褐藻類(かっそうるい)、わかめ。
漢字で書くと「若布」とか「和布」などと表記するようですね。
日本人の食卓に欠かせない、海藻。常に身近に寄り添ってくれる頼りがいのある相棒。
そんなワカメについて、今回はご紹介してみましょう。



ワカメの旬っていつ?

海藻の旬と言われても、あまり聞き馴染みがない気がしますが、海藻にも旬がちゃんとあるんです。
ワカメの旬と言えば一般的には3月〜5月と言われています。


わかめは11月ごろに発芽して、5月〜6月の初夏のころに成熟します。
これは海水の温度が徐々に温かくなっていくことにより、わかめの根のあたりにある胞子がはじけて、海中に拡散されます。
そうすると、ワカメは本体の先のほうから枯れていってしまうんです。
夏になると、海水の水温はさらに上昇し、胞子の放出はどんどん加速していきます。
その胞子の数、なんと数億戸と言われているんのには驚きです。


役目を終えたわかめは、夏真っ盛りのころ、少しお休みをします。
実はワカメは暑さにとても良いわい性質を持っていて、休まないと夏を乗り越えることが出来ないんです。
頑張って拡散した胞子も、暑さに耐えきれず死んでしまうものもあるとか……。


冬眠……いえ、夏眠とでも言いましょうか?
それを超えると、いよいよワカメの受精が始まります。
細胞分裂を繰り返し、誕生した小さなワカメは、冬〜春にかけて成長します。
そして5月には、ワカメの収穫はピークを迎えます。


わかめは若いほど味が良いため、3月ごろから水揚げが開始されます。
春を告げるといわれている「生ワカメ」も、ぜひ味わってほしいですね。


ワカメの栄養価やカロリー、体にいい効能は?

カロリーは?

100gあたりのわかめのカロリーは、およそ45kcal。
とにかくミネラルとビタミンが豊富なので、栄養面でとても優れている食材です。


ワカメに含まれる栄養価は?

古来から日本人に愛されて来たワカメは「海の野菜」と呼ばれるほど、豊富な栄養素が満載です。

  • 食物繊維
  • カリウム
  • カルシウム
  • ヨウ素
  • ビタミンA
  • ビタミンB群
  • ビタミンC

たった一つの食材から、こんなにも多くの栄養素が摂取できるとなると、見逃す手はありません。


ワカメと聞くと、髪の毛にいい……ぐらいしか体への影響が思いつかないかもしれませんが、こんなにも栄養素が豊富なので、他にも期待できる効果が盛りだくさん!

  • 眼精疲労の予防や改善(ビタミンA/ビタミンB1)
  • 免疫力の向上(フコダイン)
  • 骨を強く丈夫にする(カルシウム)
  • 生活習慣病の予防や改善(アルギン酸)
  • 花粉症や、アレルギーの緩和(フコダイン)

こんなにも私たちへの体に、素晴らしい影響を与えてくれるんですね。
このほかにも、美肌を作ったり、アンチエイジングにも効果があったりと、スーパーフードと呼んでもおかしくない食材なんです。



若布(わかめ)の調理法・保存方法・選び方

良いワカメの選び方

実はワカメは鮮度が落ちてしまうのがとても速いんです。
そのため、乾燥わかめとして加工しているものや、湯通しして塩蔵にしているものが、通年スーパーなどで出回ります。
「生わかめ」と呼ばれているものが、湯通しを一度しているものとなります。


乾燥のワカメを選ぶ場合は、色がしっかりとした黒であることと、乾燥の度合いが良いという点が選ぶポイントです。


生ワカメの場合は、逆に黒ずんでいると鮮度が落ちている可能性が高いので気を付けてくださいね。
弾力性があり、表面のつやが良いものを選ぶと、よいものを選ぶことが出来ます。
ただし、大変痛みやすいので、早めに調理して食べることをお勧めします。


わかめの栄養を生かす調理法

調理方法は、お味噌汁や酢の物が分かりやすいですが、実は油との相性もいいんです。
わかめに含まれているヨウ素やカロチンという栄養分が油との症状効果を生み出します。
お味噌汁とかに、数滴油を垂らすだけでも効果は高いようです。
オリーブオイルにすると、ヨウ素とビタミンAの栄養素の効果がさらにUPします。


ワカメは体を冷やしてしまう食材なので、出来るだけ温かいもので摂りいれることをお勧めします。


■まとめ
こんなにも栄養豊富で、手に入れやすいし扱いやすい食材である若布(わかめ)。
しかし、なんでもそうであるように、摂りすぎには危険信号が点滅してしまいます。
とくに妊婦さんや赤ちゃんなどには、ワカメに含まれるヨウ素が悪い影響を及ぼしがち。
何事にもほどほどに……ですね!


手間いらずの乾燥わかめを常備して、家族の健康のために摂りいれてみてはいかがですか?



この記事を書いた人:櫻宮ヨウ
こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!


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