食材の旬の時期や栄養価・保存方法

シソの注目成分は“ルテオリン”アレルギーに効果あり


日本のハーブとも呼ばれる香りの強いシソ。
一般的に料理に使われることが多いのは青じそ、梅干しやジュースとして加工されることが多いのが赤しそです。


今回はそのまま食べる機会の多い青じその栄養について調べてみました。



しその注目成分は「ルテオリン」

ルテオリン」とは植物の色素成分“フラボノイド”の一種です.
フラボノイドとはその野菜の色や苦味・辛味などを生み出す成分のことで、その数は4000種類以上存在します。


その中でシソに含まれているのがルテオリンで、主な働きとしてアレルギー症状の緩和が挙げられます。
フラボノイドの中でも強い抗アレルギー・抗炎症作用があり、鼻水・鼻づまりやアトピーの症状を改善するなどの効果があるとされています。
これらの働きをより発揮させるためには、毎日継続して食べることが重要だと言われています。


青しそに含まれる栄養素と効能

青しその独特の香りは「ぺリルアルデヒド」と呼ばれる成分によるものです。
この香りには胃腸の機能を整え、食欲を増進させる働きがあります。


さらに抗菌・防腐作用も強く、刺身などに添えられているのはとても理にかなっていると言えます。
ぜひ残さず食べましょう!


他には粘膜を保護し免疫力を高める効果のあるβカロテンの含有量が野菜の中でもトップクラスで、100gあたりで比べると人参よりも多く、ほうれん草やかぼちゃの2倍以上です。


さらにはカリウムやカルシウムといった体の調子を整えるのに必要なミネラル類も多く含まれます。


ただし、紫蘇は1枚約1gと実際食べる量は少ないため、これらの効能を十分に得るのは難しいでしょう。


紫蘇は栄養を摂取することよりも、料理に風味をプラスし食欲を増進させる、素材の味を引き立てる、味に変化を持たせるなど薬味としての働きが強いと言えます。



シソの栄養を逃がさない上手な調理法

青シソに含まれるルテオリンは加熱しても壊れにくいため、天ぷらや肉巻きなど火を通す料理に使っても栄養素は残ります。

またβカロテンは油と相性が良いため、摂取量は微量ですが一緒に摂ることをおすすめします。


シソは細かく刻むほど香りを強く感じ、ぺリルアルデヒドの効果も高まると言われています。
一度に食べられる量も増えるので効率的ですね。



しその効果的な食べ合わせ

期待される効果別に2つの食べ合わせをご紹介します。



@シソ×ねぎ・生姜・わさび=抗菌作用

どの食材も薬味として用いられるものです。
刺身にはもちろんのこと、ハンバーグなどの肉料理、麺類などを食べる時に添えると良いでしょう。


Aシソ×山芋、大根おろし=消化を助ける

山芋と大根おろしには消化を助ける酵素が多く含まれています。
しそのぺリルアルデヒドには胃液の分泌を促す作用もあるため、一緒に食べると消化を助けてくれます。
食欲がない時でもさっぱりと食べられる組み合わせなので、暑い夏におすすめです。


料理の主役とはいかないシソですが、様々な食材と合わせやすく香りや味に変化をもたらしてくれるのが最大の特徴です。

食中毒を防いだりアレルギー症状を緩和してくれるなど嬉しい効果も期待できます。
ぜひ、毎日の食事に上手に取り入れてみてくださいね。





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