食材の旬の時期や栄養価・保存方法

黄色い美しい花を咲かせる、一年草のオクラ。
その歴史は古く、古代エジプト時代まで遡ります。

 

しかし日本で流通するようになったのは、そんなにも昔ではありません。
なんと流通し始めたのは昭和50年代なんです。

 

明治時代に異国からやってきたオクラは、市場にはあまり出回らず、沖縄などの地元だけで生産・消費されていたそうです。

 

■オクラの代表的な種類・品種は?その特徴は?

 

一番メジャーなオクラというと、カットするとその断面が星の形をしている『五角種』と呼ばれているもの。
鮮やかな緑色で、大きさはだいたい5〜8cm程度。
粘りけが強く、表面が硬いものの、生でも火を通してもおいしく食べれることから、幅広い調理法で楽しめます。

 

販売されているときは、ほとんどに品種名が記載されていないのも、特徴の一つです。
恐らく『アーリーファイブ』や『ブルースカイ』などがメインではないかと言われています。

 

余り市場で見かけない珍しい種類のオクラと言えば『赤オクラ』
その名の通り表面の色が赤紫がかっています。

 

しかしその赤紫も、加熱調理するとなんと普通のオクラのように緑色に変化します。
なので赤オクラを一番楽しむなら、生のまま食べるのがおすすめ。
うぶ毛さえとってしまえば、普通のオクラと味や食感は大差ありません。

 

丸みを帯びた形が特徴的な『丸オクラ』
『島オクラ』という名前に聞き覚えはありませんか?
沖縄などで栽培されてることで有名なオクラですね。

 

通常のオクラと比べると実が軟らかいのが特徴です。
粘りも強く、ほんのりとした甘みがあるのも丸オクラならでは。
ちなみに『丸オクラ』の中にも、見た目が赤いものも存在します。

 

■オクラの代表的な産地

 

オクラは温かい地域での栽培が盛んです。
そのため鹿児島県での生産量が、国内の40%近くを占めてダントツトップ。

 

次いで沖縄県、高知県と、続きます。
やはり気温の高いエリアが生産量を占めてるのが分かりますね。

 

海外での生産を見るとインドとナイジェリアがほぼ市場の大半を占めています。
さらにその中でもインドは群を抜いて生産量が高く、年間600万トン以上で、市場の7〜8割を占めています。

 

■オクラの旬の時期

 

その青々とした濃い緑色から連想できる通り、オクラは夏に旬を迎える食材です。
元々が南国生まれの食材なので、夏に美味しいというのも納得がいきますね。

 

国内では6月ごろから収穫が始まり、一番流通するのが7〜8月。
この時期に出回っているものが国内産で旬を迎えているオクラなのです。

 

しかし最近はハウス栽培も盛んになってきているので、旬の時期以外にもオクラは常に流通し、市場に出回っています。
常に手に取ることのできる、使い勝手の良い食材として重宝されていることでしょう。

 

ハウス栽培以外には輸入のオクラもあります。
輸入のオクラの場合は、国産の物とは旬の時期が異なり、11月〜翌年3月ごろまでを目安にするといいでしょう。

 

産地を問わず、売っている時が旬のおいしい時期だということなので、国産か輸入物かで見分けるとよいでしょう。

 

■おいしいオクラを選ぶ目利きポイント

 

新鮮なオクラは見た目で一目瞭然です。

 

表皮の緑色が全体的に濃い緑色で、細かいうぶ毛で覆われています。
『五角種』の場合は、角がしっかりと立っていて、張りがあります。

 

下手が変色していると鮮度が落ちている可能性がありますので、要注意。

 

また育ちすぎてしまっているオクラも、風味が損なわれているので注意が必要です。
見分けるポイントとしては、あまり大きすぎないものを選ぶのが良いでしょう。

 

迷ったら小さいほう。
これがベストです。

 

■まとめ

 

オクラのルーツに始まり、種類や品種、旬や生産地についてご紹介してみました。

 

暑い季節に、暑い地域で生まれ育つオクラ。
太陽の恵みをいっぱい浴びて、夏に一番おいしくなります。

 

通年手に入りますが、ぜひ夏がきたら「今が旬だ!」と思い出して手に取ってみてくださいね。

 

 

 

この記事を書いた人:櫻宮ヨウ

 

こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。
小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。
家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!

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