食材の旬の時期や栄養価・保存方法

ほうれん草の旬と種類について知りたい


ペルシャ地方原産で、江戸時代に日本へと渡ってきたほうれん草。
漢字で書くと『菠薐草』『法蓮草』『鳳蓮草』……まだまだいくつか出てきます。


ヨーロッパにアジア、アメリカ……世界中で食用として愛されているほうれん草。
旬の時期や、どんな種類があるのか、ご紹介してみましょう!



■ほうれん草の代表的な種類・品種は?その特徴は?

ほうれん草は大きく分けて2つの種類があります。


中国へ渡った『東洋種』
ヨーロッパへ渡った『西洋種』


この2つは見た目も味も特徴が異なります。


派の切れ込みが深く、とてもやわらかく、甘みが多いものが『東洋種』
葉先が丸く、葉自体に厚みがあり、虫に強い代わりに強いアクがあるのが『西洋種』


日本で主に流通しているのは、この2つの種類を掛け合わせた『交配種』なるものが、メインとなっています。
『東洋種』と『西洋種』のいいとこどりの『交配種』にはどのような品種があるのか見ていきましょう。


・いいとこどりの『交配種』

栽培しやすく、えぐみが少ないことから、小さなお子さんでも食べやすい野菜の代表選手。
食べやすさぴか一なので、料理のバリエーションが豊富。
おひたしでも炒め物でも、幅広く好まれています。


・さむーい季節に現れる『ちぢみほうれん草』

寒気にあてて生育させる『寒じめ』なる栽培方法で葉を厚くし、ぎゅっと縮こまった状態になる『ちぢみほうれん草』
その名の通り、葉の表面も縮んだようにしわが入っているのが特徴です。


肉厚で甘みが大変強いため、ソテーなどにして食べると抜群のおいしさ。
寒い季節にしか出回らないので、市場に出回った時が食べごろなほうれん草です。


・そのままたべてよし『サラダほうれん草』

ほうれん草と言うと、えぐみ。
加熱調理することで本来の甘みや、食べにくいえぐみを軽減できるのですが、サラダほうれん草は生食用に改良された品種です。


サラダほうれん草の大半が『水耕栽培』で生産されているので、茎がとても細く、色味も薄目の緑色。
それがサラダの新鮮な彩りをUPさせます。
えぐみを感じさせるアクが少ないため、さっと洗ったらそのまま食べられるのが最大の特徴。



■ほうれん草の代表的な産地

日本国内でのほうれん草生産シェア率は、千葉と埼玉がほぼ同じぐらいとなっています。
そこに続くのが群馬、茨城となることから、国産のほうれん草の大半が関東で生産されているというわけです。


ちなみにここまで登場した上位4県に、関東エリアの神奈川を加えると、国内生産数のおよそ三分の一を占めるといわれています。
関東ってほうれん草の生産に向いてるんですね。


世界に目を向けると、中国が生産シェア率のほぼ9割を占めています。
次いでアメリカ、そのあとにようやく日本が登場します。



■ほうれん草の旬の時期

本来ほうれん草の旬は、寒い季節。
11月ごろから2月にかけて、旬を迎えます。


しかし近年はハウス栽培が盛んとなり、通年流通されるようになり、常に店頭で手に取ることが出来るようになりました。
ですがやはり旬は旬。


寒い季節のほうれん草は、葉も甘みがあることに加え、根元の部分にも甘味がたくさん出ています。
甘味がたくさん出ているほうれん草は、栄養価が高いと言われています。


なので、旬の時期のほうれん草は、ぜひねもとギリギリまで食べてくださいね!



■おいしいほうれん草を選ぶ目利きポイント

サラダほうれん草以外のほうれん草を選ぶ場合は、葉の色が濃い緑色をしているものを選ぶようにしましょう。


葉に厚みがあるものは甘みが多く含まれています。
そして葉や茎、全体的にしゃきっとした、張りのあるものを選べば完ぺきです。


そして注目したいのが『根本』
立派な葉に対して、しゅっとすぼんでいる根元を想像するかもしれませんが、実はそこも目利きポイント。


根の付け根の部分が、ふっくらとしていると、甘みが強い証拠なのです。


チェックしてみてくださいね!


■まとめ


栄養値満点、価格も高すぎず、通年手に取れるとなれば、困った時の1品にもなってくれるので、食卓の常連になってくれそうです。
あまり凝った調理法をするよりも、さっと炒める、茹でるだけのほうが、シンプルな味わいを思う存分味わえそう。


寒くなったらほうれん草たっぷりの、常夜鍋なんかいかがですか?



この記事を書いた人:櫻宮ヨウ
こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!



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