食材の旬の時期や栄養価・保存方法

1日1個食べれば健康に?万能で手軽に食べられる魅力たっぷりの「林檎(りんご)」について


りんごの花言葉をご存知ですか?
フランスではギリシャ神話の由来で「最も美しい人へ」、
イギリスではあの有名なエデンの園に登場したせいか「誘惑」


そんな風に表現されるほど、神話や歴史において古くからメジャー級と言われています。


「1日1個のリンゴは医者知らず」というほど、私たちの健康や生活において身近な存在のリンゴには、一体どのような栄養価があるのでしょう?



林檎(りんご)の代表的な種類や品種

通年流通しているイメージが強いリンゴ。
昔は寒い季節の果物としてのイメージが強かったんです。


リンゴと日本の歴史は、明治以降から始まります。
外国から持ち込まれたリンゴが、現在は100種類程度の品種が栽培されています。
しかし、世界的にみると、その数は数千から一万にものぼるそうです!


日本で最も有名な品種のリンゴと言えば「ふじ」ですね。


次いで「つがる」や「王林」に「ジョナゴールド」この辺りが、果物売り場のスタメンですね。


お菓子などでよく使われる「紅玉」も有名ではありますが、先にあげた品種に比べると栽培面積は少なめなようです。


ふじ

日本でのリンゴ栽培のなかでおよそ半数と言われるほどの栽培量を誇るトップオブザリンゴ「ふじ」
1962年に登場した「ふじ」は世界的にも大変愛されている品種で、中国やアメリカでも多くの生産高を誇ります。


特徴はなんといってもそのバランスの良さ。リンゴの優等生と言っても過言ではありません。


密が入りやすい品種の為、酸味が少なく、甘みと香りのバランスが絶妙です。
シャリシャリとした歯触りもよく、出荷量も多いことから価格も安定しています。


つがる

「ふじ」に次ぐ国内での生産高を誇るのが「つがる」。
その名の通り、青森県での生産が主流となっています。


肉厚な実が、少々固め。
果汁は多いほうですが、香りは少々少な目。しかしその甘味は、りんご界トップクラスと言っていいほど。


ちなみに、「つがる」と「サンつがる」は別物だということをご存知ですか?


「サンつがる」は主に無袋栽培で育ったものを指します。
「つがる」は原則有袋栽培なんです。
とはいっても、最近は「つがる」も無袋栽培が増えてきているのも事実です。
無袋栽培のほうが太陽の刺激をたっぷり受けることが出来るので、甘みが増すといわれているからでしょう。


ジョナゴールド

リンゴ売り場で、一人カタカナの名を欲しいままにしている「ジョナゴールド」
それもそのはず、「ジョナゴールド」はアメリカ生まれの「ゴールデン」と「紅玉」を交配して誕生した品種なのです。


ちなみに「紅玉」も漢字2文字の名前ですが、実はアメリカ生まれなんですよ?


特筆すべきはその大きさ。先に上がった「ふじ」「つがる」に比べても50g近く大きめとなっています。
見た目はリンゴの特徴となる「赤色」と言うよりは、少々ピンクがかった色味。
実からにじみ出る分泌液の影響で皮がべたつくこともあります。
「紅玉」ゆずりの肉質は、シャリシャリとしていた硬め。しかし味は「ふじ」のようなバランスの良さを持っています。



林檎に含まれる栄養価やカロリーは?

りんごと言えば「甘い」……ですよね。


そのイメージ通り、りんごの平均糖度は12度と言われています。
中には15度以上にもなる高糖度なリンゴも販売されています。


「葉とらず」のものや、無袋栽培で生産されたものに多く見られます。


100gあたりの可食部分のカロリーは約54kcal。


食物繊維が大変豊富で、カリウムも多く含まれているのが特徴です。


皮にはポリフェノールが多く含まれているのも見逃せません。


意外な成分として、カテキンやペクチンと呼ばれる栄養素。


これらの注目したい栄養素たちが多く含まれていることから、冒頭でお話しした
「一日一個の林檎は医者知らず」
……ということわざが生まれた所以をご紹介していきましょう。


林檎の栄養素から見る、健康・美容効果

リンゴの健康や美容面で大きな効果となるのが、「整腸作用


ダイエットや便秘の改善に大変大きな役割を果たしてくれます。
それらに働きかける栄養素が「食物繊維」や「カリウム」です。


食物繊維に含まれる「ペクチン」という栄養素が消化機能を促進させ、胃酸のバランスを整えます。


この「ペクチン」はアレルギー性疾患の予防にも効果的だといわれていますので、離乳食の初期から登場するのにも納得できますね。


可食部分100gに含まれる含有量が110mgにもなる「カリウム」

近年の食生活を見ると、大変不足してしまいがちの栄養素です。


1日のカリウムの目安摂取量は、成人男性で1日2500mg、成人女性で2000mgとも言われています。
効率よく摂取するにはリンゴは最適というわけです。


カリウムはむくみの解消や、血圧を下げてくれる働きを持っています。


不足すると足がつりやすくなったり、慢性的な疲労感に襲われることも多くなり、ひそかに大変危険な症状を引き起こすと言われていますので、ぜひ積極的に摂りいれるようにしましょう。


忘れてはいけないのが「ポリフェノール」

これは皮の部分に多く含まれています。
なので、食べるときはぜひとも、皮ごと食べていただくことを推奨したいところ。


皮ごと食べるのに抵抗がない食べ方と言えば、小さく刻んでサラダやヨーグルトに混ぜるのが良いでしょう。


リンゴとの相性の良い食材と言えばニンジン。

市販の野菜ジュースでも、この2つが入っていれば初めての人でも飲みやすくなるほど、二つが合わさると味をマイルドにし甘みの相乗効果を生み出します。


お菓子などで多く見受けられる高相性なものと言えば「シナモン」。

シナモン自体にもむくみを解消する効果が期待できるので、2つの食材を合わせれば向かうところ敵なしです。


風邪のときなどには「生姜」とセットにするのもおすすめ。
バナナやはちみつなどの高たんぱく高栄養値のものと合わせると弱った体にパワーを与えてくれるはず。



■まとめ


このように、様々な栄養価を多く含み、味のバランスが良いリンゴ。


長く多くの人から愛されるのがよくわかります。
果物を食事に摂りいれる習慣がないと、食べ続けるのはなかなか難しいですが、リンゴなら日持ちもしますし、剥くだけで食べられる手軽さがあります。


明日の朝食から、追加してみてはいかがですか?



(この記事を書いた人:櫻宮ヨウ)
こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!


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