食材の旬の時期や栄養価・保存方法

甘さと酸味のハーモニー、ビタミンCが豊富な赤い宝石「苺(イチゴ)」について


イチゴと言えば、小さなお子さんからお年寄りまで、その見た目の可愛さや味を含め、大人気の果物です。
そんな人気者のいちごの栄養価について、余すことなくお伝えしたいと思います!



いちごの代表的な種類や品種

苺(イチゴ)は品種改良が盛んな果物で、銘柄が地域ごとに違い、それぞれに特徴があります。
現在ではいちごの種類は全国におよそ25種類もあるとか!
きっとこれからも増えていくと思いますので、気に入ったものが見つかるといいですね。


もっとも代表的な東西二大苺(イチゴ)ブランドと言えば……
西の「とよのか」、東の「女峰」と言われています。


とよのか

円錐形の大粒の実が特徴的な「とよのか」
1973年に「ひみこ」と「はるのか」という銘柄を交配し、1984年に「とよのか」として誕生しました。
生まれ故郷は、福岡県久留米市。
温暖な気候が適しているので、九州地方をはじめ、温かい地域での栽培が盛んです。


つやのある鮮やかな赤色に香りの高さ。
いちごに必要な、「甘味」「酸味」が豊富で果汁が多いことから、生食としての需要が大変高いいちごです。


とよのか系の品種

  • 宝交早生(ほうこうわせ)
  • さちのか

女峰(にょほう)

1984年に「はるのか」と「ダナー」という品種に、さらに「麗紅」という品種を組み合わせ、誕生したのが「女峰」です。
主な産地は「栃木県」を中心に、東日本で多く栽培されていることから、「東の代表」とまで言われるようになりました。
「とよのか」に引けを取らない、苺(イチゴ)特有の酸味・甘味は、もちろん、香りのよさも魅力の一つです。
その香りの良さや果汁の多さから、生食用としての人気が高く、デザートやケーキなどの飾りに向いています。


女峰系の品種

  • とちおとめ
  • 章姫(あきひめ)

最近では大粒のものが主流で「アイベリー」や「あまおう」に人気が集中しています。


現在最も主流なイチゴは「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」「さがほのか」となっていて、この5品種だけでなんと、いちご全体の生産量のおよそ8割近くを占めているんです。


苺(イチゴ)に含まれる栄養価やカロリーは?

いちごのカロリーは、可食部分100gあたり、およそ34kcal。


甘味が大変強いイメージがあるので、糖質が最も高いと思われがちですが、実は最も多い栄養素は、
ビタミンC
またアミノ酸も大変多く含まれているので、ダイエットや疲労回復に効果が期待できます。


ビタミンCは水溶性で、熱に弱い性質がありますが、いちごは基本が「生食」なため、損失が少なく済みます。
ちなみに成人の1日に必要なビタミンCはおよそ100mgとなっているので、いちご6〜8粒ほど食べれば、クリアできるというわけです。



ビタミンCが体に与える影響は……

  • 風の予防や疲労回復に
  • 肌の老化を防いだり、皮膚や血管、粘膜を強くする
  • ストレス対策にも効果が

いちごに含まれる成分はビタミンC以外にも素晴らしい効果が期待できます。


アントシアニンは苺を赤くするために必須の成分なのですが、このアントシアニンは抗がん作用があると注目されています。
また、カリウムが多く含まれていて、ナトリウムが少ないところから高血圧の予防にも効果があるんです。
ペクチンや食物繊維も豊富なので、便秘の解消にもおすすめです。



苺(イチゴ)の糖度について

品種などによって、その糖度はまちまちです。
一般的にいちごの糖度と言えば、12〜13度が平均と言ったところですが、改良が盛んに行われているので14度もあるようなものまで研究されているそうです。


いちご本体で最も糖度が高いのが、先端部分。
葉の部分にかけて徐々に糖度は下がっていきます。
なので、食べるときはヘタを取って、ヘタ側から食べていくと、最後までおいしく召し上がっていただくことが可能です。


苺(イチゴ)と相性がいいのは?

コレステロールを下げる働きのあるペクチンは、先ほどご紹介した通り便秘解消に効果が大変高いです。
その効果をさらに増幅する相性のいい食材が
ヨーグルト


民間療法では、いちごに風邪の予防対策に「イチゴ酒」を飲む習慣があるとか。
グラニュー糖やホワイトリカーを使うのも、苺との相性の良さがあるからです。
お酒との愛称でいうとシャンパン。
苺をシャンパンに入れることで、シャンパンに味が引き立つんです。


ちなみに、酸味の強いフルーツ(いちごなど)と、甘みの強いフルーツ(バナナなど)を組み合わせると、消化器官に大きな負担がかかってしまいます。
出来るだけ、一緒に摂るのは控えましょう。


そのままでもよし、おしゃれに食べてもよし!

苺(イチゴ)についてのご紹介と、いちごが持っている栄養素や相性の良い食材についてご紹介してみました。
産地がたくさんあり、ハウス栽培が盛んなので、いつでも手に入りやすい赤い宝石。
夏の紫外線対策にも有効なので、摂りいれてみてくださいね





(この記事を書いた人:櫻宮ヨウ)
こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!


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