食材の旬の時期や栄養価・保存方法

食物繊維とアミノ酸が豊富な梨を食べて、暑い夏を克服しよう!


夏の始まりから秋にかけて、市場に出回る「梨」
中国を主な原産地とするバラ科の果実です。
そのみずみずしさや食感から、暑さを緩和するための清涼感を得るのにはうってつけの果物です。


さて、梨にはどのような栄養価があるのでしょう?



梨(なし)の注目栄養価とその効能


とにかく水分量の多い梨。
果肉の90%近くが、水分で占められています。
その中に含まれる栄養素で注目したいのが、
アスパラギン酸」という成分。


この「アスパラギン酸」は、夏バテ対策や、疲労回復効果に期待が出来る「アミノ酸」の一種です。
暑い季節に食べると、清涼感を得られるだけではなく、暑さで疲れ切った体を、元気にしてくれる素晴らしい栄養素です。


ちなみに、梨には糖分も豊富に含まれていますし、リンゴ酸やクエン酸なども、疲労回復に効果の高い栄養素です。
なので、旬の時期に食べれば、体にとても良い影響を及ぼす果物と言えそうです。



梨(なし)に含まれるその他の栄養価やカロリーは?


梨のカロリーは、可食部分100gでおよそ43kcal。
9割が水分となっていますが、糖度が高いのでカロリーは少し高め。
食事制限をされている方は、摂りすぎには要注意です。


糖度の平均値は約12%前後。
梨の2大帝王「幸水」「豊水」ともに同じぐらいの糖度になっています。



梨に含まれる栄養素の健康・美容効果


梨の甘さと清涼感を与えてくれるのが「ソルビトール」と呼ばれる栄養素。
「ソルビトール」はなんと、咳止めや解熱効果に効果があるといわれています。
ちなみに「ソルビトール」には整腸作用もあるため、便秘改善にも一役買ってくれます。


セルロース以外の食物繊維として「リグニン」も豊富。
食べたときにざらついた食感があって、それこそが食物繊維の塊と言われている「石細胞(せきさいぼう)」です。


整腸作用がある上に、カリウムも豊富なので利尿作用も高くなっています。
老廃物を排除しやすい点では美肌効果や、代謝UPにも役立ちます。


日本梨に含まれる栄養素にも、のどの調子を整えてくれる栄養素が。
「サポニン」という物質がそれです。
昔から、梨のしぼり汁を飲むと咳止め効果があると、東洋医学では伝えられてきています。


なので、夏風邪や、夏特有のアレルギーで咳が辛い方、のどの調子が芳しくない方には、ぜひ食べてもらいたい果物です。
扁桃腺にも効果が高いので、扁桃腺が弱い方にもおすすめです。


生の梨には、肉類などのたんぱく質を効果的に分解する消化酵素の「プロテアーゼ」という成分が含まれています。
焼き肉などの食後のデザートに梨を食べると、消化を促してくれるので胃もたれなどから解放されます。
また、すりおろしたものを焼き肉のたれに混ぜてみたり、肉そのものにまぶすことで、肉を柔らかくする効果が期待できます。



梨の栄養価はどんな食材(栄養素)との相性がいいのでしょう?


先ほどご紹介した通り、お肉との相性は抜群です。
お値打ち品のお肉を買った日は、一緒に梨も買うといいですね!


日本梨は、とにかく生で食べるのがおすすめ。
種の周りにクエン酸が多く含まれているので、皮を分厚く向いても大丈夫ですが、種の近くは出来るだけ残すようにしてください。


逆に洋ナシは、火を通した食べ方のほうがおすすめ。
コンポートやタルト、ジャムなどに使用するといいでしょう。


サラダや白和えにもあうので、和洋折衷、ジャンルを問わないオールマイティーな果物とも言えそうです。
果汁を絞ってシャーベットなどにしても、夏の暑い季節にうってつけな素敵なデザートに早変わり。


暑さでばて気味になった体を癒してくれる梨を食べて、暑い夏を乗り切りましょう!



(この記事を書いた人:櫻宮ヨウ)
こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!


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