食材の旬の時期や栄養価・保存方法

美味しい梨は、どこで生まれるの?旬の時期と目利きポイントを知りたい!


梨と言えば中国が原産地。
しかし最近では、国内産の梨のほうが私たちの身近に存在していますよね。


国内産、国外産。
どのような梨があるんでしょう?


それぞれの紹介や、産地、食べごろの旬についてもご紹介してみましょう。



梨(なし)の代表的な種類・品種は?その特徴は?


国内産には

  • 赤梨
  • 青梨

この2種類の梨が生産されています。


「赤梨」と言えば、梨の代表選手である「豊水」や「幸水」が有名です。
こちらは皮が茶色いのが特徴です。


「青梨」と言って、すぐお分かりになるであろう梨は「二十世紀梨」
こちらは、皮が緑色をしているものをさします。


国外産のものとなると、中国梨と洋梨が多く流通しています。
中国が原産地でありながら、現在では中国産の梨は、日本ではあまり流通されておらず、一部地域のみで手に入れることが出来ます。


洋梨は、デザートや料理など幅広い調理法で活躍しています。
国内産の和梨と違って、追熟させることでおいしさが引き立つタイプです。
有名な品種でいえば、「ラフランス」と言えばぴんと来ることでしょう。



梨(なし)の代表的な産地


国内産の和梨の場合、国内での生産量No.1を誇るのは千葉県です。
千葉の梨はおいしいと有名なことをご存知でしょうか?


日本一の生産高を誇るだけあって、梨園もたくさん存在し、梨狩りを楽しむ方は毎年多く訪れます。
その中でも最も人気が高いのが、市川市で生産されている「市川の梨」
こちらは地域梨としてのブランド認証も受けています。


千葉に続くのが茨城県や福島県となっています。


福島県にも県独自で生産された梨が存在しています。
その名も「涼豊」
名前からみずみずしさがあふれ出ていそうなイメージがわきますね。


茨城県も、梨狩りが大変盛んなため、シーズンになると梨狩りを楽しみ方でごった返すようです。
「赤梨」の生産に特に力を入れていて、生産量全国2位の地位まで上り詰めました。
実は国内産の和梨は、江戸時代から茨城県などで栽培され続けているらしく、日本でも最古の産地の一つと言われています。



では、洋ナシのような国外を原産地にもつ梨は、どのあたりで生産されているのでしょう?


洋梨でもっとも有名な「ラ・フランス」
実は輸入に頼らず、国内で生産されているんです。
「ラ・フランス」の主な産地は山形県。
全国の生産高の約6割強を、山形が占めているので、山形県の独擅場と言ってもよいでしょう。


山形県に続くのが、長野・新潟・青森・岩手。
ここに福島県を入れると、日本全国の「ラ・フランス」生産高のおよそ9割を超える生産を行っていることになります。


洋梨の生産は「ラ・フランス」が6割以上のシェアを持っているため、それ以外の「ルレクチェ」や「オーロラ」と呼ばれる品種の洋梨は、大変貴重な高級果実として取り扱われています。



梨(なし)の旬の時期


「幸水」「豊水」のような和梨は、収穫したときがまさに食べごろの果物です。
追熟させると、和梨本来のおいしさが損なわれてしまいますので、購入したらすぐ食べる、これが基本だと考えておいてください。

 

和梨は、品種によって少しずつ流通される時期がずれてきます。
一番早いもので「幸水」が7月ごろから9月ごろにかけて、市場に出回り始めます。


2大ブランドのもう片方である「豊水」は、夏の終わり近づく8月下旬ごろから、スーパーなどで見かけるようになるでしょう。
こちらはスタートが「幸水」より遅れているため、9月下旬ごろ……10月初旬ぐらいまで市場に出回ります。


  • 幸水の旬は8月ごろ
  • 豊水の旬は9月ごろ

最近見かけるようになった「愛宕梨」などは、かなりずれて11月ごろ〜12月ごろにかけて市場に出回ります。
この「愛宕梨」は大変高価な贈答用の品種と言るため、通常の梨とは出回る時期が異なっているようですね。


和梨に関しては総じて旬は8月〜9月と考えておけばいいでしょう。
残暑厳しい時に、私たちを潤してくれる果物の一つです。



洋梨も品種によって収穫時期が異なり、早いものは8月ごろから収穫されて、市場に出回り始めます。
一番遅いもので12月〜1月ごろが食べごろの品種も存在しています。


ラ・フランスに関して挙げてみると、この品種は収穫から販売まで、2週間近くの時間を置くことが決まりとなっています。
なぜ紺にも販売開始までに時間を置くかというと、追熟を徹底するためです。


ルールを決めて徹底することで、品質の保持と向上を目指しているそうです。
過去には「統一販売開始日」なるものを決めていた時期まであったそうです。


旬に関しては、10月以降。
しかし、必ずしも追熟されたものが販売されているとは限りませんので、購入時のチェックが必要です。



おいしい梨(なし)を選ぶ目利きポイント


和梨の場合に注目したいのが「表面」
とにかく乾燥を嫌う果物なので、表面に傷があるとそこから鮮度がどんどん落ちてしまいます。


傷が無く、触ると少々ざらつきがあるものがおいしい梨を選ぶ第一段階。
次にチェックしたいのが表面の張りと重量感。
ずっしりと重いものがベスト。張りがなく柔らかいものは古いので、避けるようにしましょう。


旬の項目でお話しした通り、和梨は流通している時点で熟しています。
熟しすぎているものを選ばないためにも、表面の色みに注目してください。


「幸水」や「豊水」のような赤梨は、表面の赤みが強すぎると、熟れすぎの可能性が高くなります。
青梨の場合は、表面が黄ばんでいる、黄色みが強すぎるものを避けましょう。


最後に注目したいのが、栽培方法が有袋か無袋かについて。
これに関しては好みなので、どちらがいいかはご自身で判断していただくことになります。


無袋で栽培された和梨は、太陽の光をいっぱいあびているので、甘さが強く出るようです。
こちらは表面に小さな傷があるものが多く、色むらがあるのが特徴です。


有袋栽培の場合は、傷や色むらが少なくなりますが、無袋栽培のものに比べると甘みは少々劣るようです。


洋梨を選ぶ際の目利きポイントは、とてもシンプル。
和梨と同様で、まず表面の傷が出来るだけ少ないものを選ぶ。
どっしりと手ごたえのある重さ、皮や色味のみずみずしさも選ぶポイントとなります。


■まとめ


残暑厳しいころに旬を迎える和梨に、秋が深まるころに旬を迎える洋梨。
選部目利きポイントはとても似ていますが、用途や時期、保存方法や味わいがとても異なります。


タイミングを外さずに、おいしい梨をゲットしてくださいね!



(この記事を書いた人:櫻宮ヨウ)
こってこての関西人、典型的なB型・凝り性タイプ。小学生の息子と2人で、嵐を応援するミーハーオカン。家族の健康と自分のダイエットの為、日々食材について研究中!


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